top of page

導入

 NPC(お節介気味な医師、夕凪郷太)

 NPCとは全員知り合いという設定。

 

 探索者達は、NPCと共に街中で倒れている老婆(道明寺楓)に対し、NPCが助けようとする。

 (※手伝うかどうかは自由)

 すると、その老婆は息を吹き返し、本当にありがとうございます、とお礼を言う。

 目星成功⇒上品で高価なアクセサリ等をつけている。

 その横で、涙をじんわりと滲ませている子供(道明寺颯)がいる。

 すると、その老婆から探索者達に、

 「もし宜しければ、うちに来て何かご馳走したいのだけれど…いかがかしら?」

 NPCは、是非、と言う。

 探索者達も、拒んだりしつつ結局無理やりにでも連れて行かれる。

 

 

 その老婆の家は、大層豪華なものだった。

 大きな門があり、まるで大きな教会のようにも見える佇まいである。

 「さ、あがってください」

 どうやら靴のまま上がれるようで、そのままダイニングへ通される。

 すると、その場に一人の子供がいる。

(ちなみに子供の両親は事故で亡くなっている)

 先程の子供のようだが、どこか無愛想な感じを受ける。

 老婆は、その子供の頭を手で撫でながら、大層愛でているようだ。

 老婆は、そのままキッチンへ向かい、子供もついていく。

 (※子供は何を話しかけても応えてくれない)

 

 暫く経ち、キッチンから大量の料理が運ばれてくる。

 どうやらこの家はオーナーシェフ、ソムリエ、カメリエーレが所属している

 大豪邸である様子が伺える。

 その運ばれてきた料理も美味しそうなものばかりで、

 つい探索者は食べきってしまうことだろう。

 そして気付くと、探索者の目の前が真っ暗になっていた。

 

 

 探索開始

 

 目が覚めた探索者達は、そこにお皿もワイングラスも老婆もいないことに気付く。

 この家には、

・キッチン

・ベランダ

・ダイニング

・寝室

・子供部屋

・礼拝堂

・廊下

・外へ繋がる扉

がある。

 

●キッチン

白磁で出来た大層美しいキッチンである。

しかし、先程までいた調理スタッフや老婆は誰もいない。

ちなみに、ここには

・食器棚

・コンロ

・洗い場

・調味料棚

があり、奥はワイナリーとなっている。

 

・食器棚

銀製の食器が所狭しと並んでいる。

目星成功で、キャンドルも棚に収納されていることに気付く。

近づくと、食器が食器棚から飛んでくる。

⇒幸運ロール、跳躍、もしくは回避成功で無傷

 失敗でHP-1。

 

・コンロには、火が付けっぱなしの鍋が置いてある。

 蓋は大変熱くなっているため開けられない。

 流し場にあるタオルを濡らして開けると、真っ赤な液体がその中で煮えたぎっている。

⇒アイデアロール:成功で、これが血だということに気付く

             SAN値チェック:成功:-0

                     失敗:-1d3

         失敗で、特に何も解らない。

 

・洗い場

 先程記述したタオルと、蛇口がある。

 蛇口は軽く開き、水を出すことができる。

 タオルを拝借して水に濡らし、鍋を開けることが出来る。

 

・調味料棚

 目星成功で、黄色、赤色、白色の三色の調味料が置いてあることに気付く。

 白色の調味料を選び、食器に出す場合、アイデアロールとなる。

アイデアロール⇒成功:若干混じっている骨のようなものに気付いてしまう

        SAN値チェック:成功:-1

                失敗:-1d3

        失敗:特に何も見つからなかった

 

・ワイナリー

 キャンドルに、コンロの火を付けた状態でないと入れない。

 電気は通っていないようで、真っ暗な空間である。

 しかし、周囲に所狭しと樽のようなものが並んでいるのが解る。

 キャンドルを持って奥へ行くと、夕凪郷太が着ていた服と、

 その骨だけが綺麗に残されていた。

 ⇒SAN値チェック

  成功:-1d3

  失敗:-1d6

 その状態から目星成功で、

 「この館は危ない、すぐに出た方がい」というメモを発見する。

 

●バルコニー

 外の様子が伺える。

 どうやら時間がだいぶ経ってしまったようで、辺りは真っ暗である。

 しかし、庭の隅の方に、何かが積み上がっているのが解る。

 目星÷2成功⇒それが頭の破裂した死体の残骸の山だということに気付く

 ⇒SAN値チェック 成功:-1

          失敗:-1d3

※この情報は共有しなくてもしても構いません※

 ただ、このバルコニーから出ようにも、隙間はあるが柵が高いため、出ることが出来ない。

 

●ダイニング

 元いた場所で、白磁で出来ており天井のシャンデリアが煌々と辺りを照らしている。

 シャンデリアの他には、部屋の奥まった場所に暖炉がある。

 暖炉の方に動こうとすると、奥の方のシャンデリアが落ちてくる。

⇒回避、もしくは跳躍×2成功でノーダメージ。

 回避、もしくは跳躍×2失敗で-2ダメージ。

 暖炉はレンガを積み上げた形状になっており、そこから排気口が空へ伸びている。

 暖炉に目星成功⇒暖炉の上の紙を見つける。

 そこには、このような図形が書かれた紙が見つかる。

 

 『バルザイ神秘の優月刀を礼拝堂で燃やせ!』

 オカルト・またはクトゥルフ神話成功⇒この図形こそがそれだということに気付く

 

 机の上は先程まで食事をしていたにも関わらず綺麗に整頓されている。

 

●寝室

 聞き耳成功⇒老婆のおぞましき悲鳴が聴こえる

       →SAN値チェック 成功:-1 失敗:-1d3

 部屋に入りベッドを目星成功⇒老婆の肉を無心で喰らっている先程の子供を見る

       →SAN値チェック 成功:-1d3 失敗:-1d6+1

 無心になって食べているため、そのまま部屋から出ると気付かれない。

 

●子供部屋

 がらんどうとした、何もない部屋。

 そこには、ブルブルと震えている子供の姿があった。

 しかし、壁は血だらけで、所々に肉塊が落ちている。

 子供:SAN値減少に寄るアムネシア(健忘)

⇒アイデアロール成功:その肉塊が人間のものであることに気付く

          →SAN値チェック 成功:-1 失敗:-1d3

 

●礼拝堂

 見た目としては、教会の普通の礼拝堂である。

 その教壇にはキャンドルが置いてあり、その炎が辺りを照らしている。

 しかし、そのシャンデリアが見せているのは血痕と、おびただしい数の肉塊だった。

 ⇒SAN値チェック

  成功:-1d3

  失敗:-1d6

 

 その教壇側から、先程の子供が入って来る。

 …が、その顔面はおぞましく歪み、右の頭には無数の瘤があり、

 左の頬から顔の中心まで鋭い牙を持ち、

 血まみれの鋭い鉤爪を持った物体が存在した。

 そのものは言う。

 「その子供を渡せ」と。

 

 【ヨグ=ソトースの落し子】

 SAN値チェック

 成功→-1d6 失敗:-1d20

 

 STR:21

 CON:13

 SIZ:29

 INT:14

 POW:23

 DEX:13

 APP:12

 

 HP:25

 

 攻撃

 鉤爪 55% 3d6+1d6

 

 ※ダイニングの暖炉の上の召喚図形を持っている場合は、

  一度DEX対抗で一度成功し、召喚図形を燃やしたら戦闘なし※

 ※もしくは、子供部屋にいた子供をヨグ=ソトースの落し子に差し出せば戦闘なし※

 もしどちらもなければ、戦闘に突入

 

 基本的に、戦闘に準ずる。

 HPは相手には明かさず、こちらで管理。

 無事倒せたら、戦闘終了となる。

 

 【GOOD END】

 子供を庇いきったまま、ダイニングの図形を燃やす

 ⇒ヨグ=ソトースの落し子の悲痛な叫びとともに、その存在は消えゆく。

 

 【NOMAL END】

 子供を庇いきったまま、戦闘に勝利

 辺りが粘液でいっぱいになるが、生き残ってはいる。

 

 【BAD END】

 子供を供物として差し出し、その断末魔の悲鳴を聞く。

 ⇒SAN値チェック:成功 -1d3

          失敗 -1d6

 そして満足したヨグ=ソトースの落し子は暗がりへ消えていく。

© 2015 うたた寝ぽち。All Rights Reserved.

  • Wix Twitter page
  • Wix Google+ page
  • Facebook Basic Black
  • YouTube Basic Black
  • Twitter Basic Black
bottom of page